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関根「闘う、走る、ゴールを守るところを積み上げていかなければいけない」

31日、明治安田J1リーグ第29節の後、FC町田ゼルビア戦で今季初得点を挙げた関根貴大が、今日の試合を振り返り、チームが今後改善していくために必要なことについて語った。

「後半は相手も(後ろを)3枚にしてきて、前半と後半で戦術が変わって来ました。そこでの対応は、中でやっている選手が感じとって、もっと臨機応変に対応しなければいけなかったと思います。ほとんどの時間で相手の得意な形にされてしまったので、そこで苦しい時間が多かった印象です」

(相手のボールをどうやって奪っていこうと思っていたか?)
「奪っていこうというか、基本的にロングボールなので、そこのセカンドをどう回収するか、というところですね。前からハメていくよりは、蹴られたボールに対して4-4-2のブロックをしっかり組んで拾っていく、ということは意識していました」

(今シーズン初ゴールを決めたが?)
「あれは町田対策で、分析通りでした。マンツーマンで来る相手だったので、2列目から僕が遅れて入っていく形は練習していたので、本当にきれいに決まった、という感じです」

(難しいシュートだったと思うが?)
「よく入ったな、と思います。(シュートの前は)『入らないよ』という顔をつくっていました(笑)」

(ゴール後は少し照れくさそうな感じだったが?)
「いえ、そんなに喜べるようなこともありません。1点しか取っていないので。でも、めちゃくちゃうれしかったです」

(池田伸康 暫定監督に対して、チームで一番思い入れのある選手だと思うが?)
「はい、ゴールを決めたらノブさん(池田伸康 暫定監督)のところに行こうと決めていました。興奮していましたし『落ち着いて、残りがまだあるから頼むぞ』と言われました」

(この引き分けをどのように感じているか?)
「この一歩に、何かが足りないからこのような結果になるわけで、それを一人ひとりが責任感を持ってどう表現していくか、どう体現していくかというのは、これからすごく大事になると思っています。監督も変わりますし、戦術も変わっていくと思いますが、サッカーの原点というか、闘うところ、走るところ、今日で言えば意地でもゴールを守るところ、そこを積み上げていけない限り、その一歩は一生届かないのかな、強いチームになっていかないのかな、と感じました」

(勝利に手が届きそうなところでのゴール取り消しとラストプレーでの失点だったが、不運で片づけてはいけない、ということになるのか?)
「そうですね、本当に細かいところじゃないですかね。ゴール取り消しにしても、そこでそういうプレーが必要だったのか・・・個人を責めているつもりではないですが。そして、最後のところで競り負けてサイドをえぐられて戻れなかったところ、それって一人ひとりが自分に矢印を向けて、人のせいにしないで考えない限り、具体的に対策ができないというか、チームとして本当に強い集団になっていくためには、そこにこだわり続けないと、この順位のままになってしまいます。僕らはACL(AFCチャンピオンズリーグ)圏内を目指していますし、Jリーグでも優勝を目指している集団なので、そこは本当にこだわって、自分に矢印を向けて、浦和レッズのために闘うならその気持ちをもっと前面に出していく必要があるのかなと思います。うまく言葉では言えない何かが絶対にあると思うので、そこが大事かなと思いました」

(監督が変わったことについては?)
「このタイミングで変わったのは、正直、ビックリはしましたね」

(元々知っている監督が就任するのは、アドバンテージになるのでは?)
「一緒にやっていた選手が結構いなくなっているのもありますし、いた選手がつなぎ役になるのはすごく大事だと思うので、新しい選手がすぐにフィットできるよう、(マチェイ監督在籍時に)いた選手がつなぎ役になって、スムーズにチームをつくりあげていければいいと思っています」

(この1週間の準備はとてもイレギュラーだったと思うが、その中で関根選手が大事にしたことは?)
「言い訳をしないことだと思います。どんな状況でも試合は来ますし、それを全力で応援してくれているファン・サポーターのみなさんもいます。その人たちのために言い訳せず、自分ができること、任されたことをやりきろうというおもいで、この1週間は準備してきました」

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

関根「闘う、走る、ゴールを守るところを積み上げていかなければいけない」

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