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日本赤十字社埼玉県支部との連携協定締結について

7月20日、埼玉スタジアムにて、日本赤十字社埼玉県支部との「連携協定締結式」が行われ、赤十字からは大野元裕支部長が、浦和レッズからは田口 誠代表が出席した。

本協定は、スポーツを通じて豊かな地域社会を創るという浦和レッズの理念実現と、人間のいのちと健康、尊厳を守ることを使命とする日本赤十字社との結びつきを更に深め、健康に暮らせる豊かな地域社会づくりに貢献することを目的に、締結に至った。

式の始めに、田口代表と大野支部長が連携協定書に署名を行い、その後今回の連携協定について両者がコメントした。



【大野元裕支部長】
「浦和レッズのみなさまには、長年、日本のサッカー界を牽引するとともに、地域貢献活動にも熱心に取り組まれていることに深く敬意を表します。
赤十字の活動についても、献血者の確保や救急法の普及、被災地に届ける義援金の募集などで御協力をいただいてきたところですが、このたびの協定締結によって、更に連携が深まり、防災や青少年の育成などにも取組の幅を広げることができ、心強く感じています。
本県は今、「人口減少・超少子高齢社会の到来」、そして「激甚化・頻発化する自然災害などへの危機対応」という、時代の転換期における二つの歴史的な課題に直面しています。
赤十字としても、これらの課題に対ししっかりと役割を果たし、県民の信頼と期待に応えていかなければならないと考えています。
浦和「レッズ」と赤十字の「レッドクロス」。まさに赤い絆で結ばれ、ダイヤモンドのように固く結束して、共に、こうした課題に立ち向かっていけることを大いに期待しております」



【田口 誠代表】
「以前から献血事業で協力してきましたが、スタジアムでの献血や、能登半島地震や台湾東部沖地震などの支援金の受け入れ窓口をお引き受けいただくなど、連携・協力の範囲を少しずつ拡大してきました。
浦和レッズは、地域に愛され信認されるクラブを目指して『このゆびとまれっず!』を中心とした社会貢献活動を推進していますが、これらの活動において、貢献度・知名度の高い赤十字との連携は、その活動の幅を広げ、活動の意義・価値を高めることに繋がります。
本協定は、クラブ理念にもある「次世代へ向けた豊かな地域・社会創り」「青少年の健全育成」をまさに実現するものです。
これからもさまざまな連携活動を通じて、地域の防災や救護への意識・知識を高め「災害に強い埼玉県」を共に目指して行きたいと考えています」



その後、今回赤十字の親善大使に就任する「レディア」に、大野支部長から任命書の授与とタスキが掛けられた。



最後に、マスコットも加わり記念撮影し、日本赤十字社埼玉県支部との協定締結式は終了した。



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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