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レッズローズ

レッズローズ
名称
浦和レッドダイヤモンズ
(愛称:Reds Rose)
品種
ミニチュア・ローズ
大きさ
高さ 約80cm
花径
4cm
作出者
河合 伸志(かわい たかし)氏 ※さいたま市出身
花言葉
『誰からも愛される、強い、忍耐』
特徴
<鮮やかな赤>
作出者が多くの交配を繰り返して出来た60の個体(バラ)の中で納得のいく赤は2つだけでした。その2つから「強さ」や「育てやすさ」を改良し、チームカラーを表現した世界でひとつだけの「レッズの赤」を作出しました。

<育てやすさ>
鉢植え、地植えの共用が可能で、樹高が80cm程度とコンパクトに生育する品種。耐病性に優れており、バラを育てたことのない初心者でも安心して育てられることから、浦和レッズの目指す「誰からも愛される(クラブ)」を表現しています。

<力強さ>
四季咲き性で、春から秋まで繰り返し開花します。また、一つの房に多くの花が付く多花性で花もちも良い品種。一般的な四季咲き性は秋の花付きが少ない傾向ですが、Reds Roseは春はもちろんのこと、秋も花付きが良く実用性に優れる「力強さ」を兼ね備えています。

Reds Rose STORY

世界初、
サッカークラブの名が付いたバラが誕生するまで

バラの誕生のきっかけは、1999年までさかのぼります。
同年のリーグ最終戦、駒場スタジアム。浦和レッズのJ2降格が決まり、歓声が消え、スタンドを重い沈黙が覆いました。
絶望感に包まれる選手たち。すると、スタンドのファン・サポーターは涙交じりに『We are REDS!』コールを始めました。
それは、“たとえ J2であってもチームを支え、1年で再びJ1に復帰させる”誓いのコールでした。クラブが浦和を愛する仲間たちと真の絆でつながった、忘れられない瞬間でした。

その後、この浦和を愛するホームタウンの人たちへの恩返しと更なる絆づくりへのクラブの想いと、さいたま市(旧与野市)在住のバラ育種家の「地元のサッカークラブをイメージした真っ赤なバラを作りたい」という想いが重なり、世界中で愛されているバラをテーマにしたオリジナルローズの育種が始まりました。
何度も交配を重ね、実験栽培などを経た2010年、ついに「浦和レッドダイヤモンズ」(愛称:Reds Rose)が完成。
従来のバラがもつ特徴に「レッズの赤」「誰からも愛される」「力強さ」というテーマを加えた、浦和レッズにふさわしいバラとなって誕生しました。

Reds Roseのこれまで
「“アイテム” から“シンボル”へ」

2012年、埼玉スタジアム公園緑化事業に協力しスタジアムへ植栽したのを皮切りに、浦和駒場スタジアムやレッズランドなど、クラブやホームタウンさいたま市のランド マークとなるスポットを中心に活動を開始しました。
2013年には、さいたま市公園緑地協会が推進する市民協働事業への参画や埼玉県公園緑地協会との協働により、両協会が管理する公園や施設など、さいたま市から埼玉県全域へと植栽エリアを拡大。公共施設への植栽が進むと徐々に認知も高まり、2017年頃からはさいたま市内 の小・中学校や高等学校を中心とした学校関係へと輪が広がっていきました。

そして2020年秋には、さいたま市中央区との協働植栽事業がスタート。これは行政・クラブ・区内の企業・バラサポーターが連携し、植栽活動を通じた「住み続けられる『バラのまち中央区』の街づくり」に貢献していくものです。この取り組みにより、Reds Roseの植栽活動はシャレン!活動へと昇華しました。
Reds Roseは単なる植栽活動のアイテムではなく、コミュニティづくり、ファンづくり、地域とクラブを繋ぐエンゲージメントづくりのシンボルとなっています。

Reds Roseのこれから
「笑顔あふれる幸せな街づくりに貢献するために」

Reds Roseの花言葉は、3つ。「誰からも愛される、強い、忍耐」。作出者の河合伸志(かわいたかし)氏より次のようなコメントをいただいています。

『この「浦和レッドダイヤモンズ」というバラは、本当に「浦和レッズ」そのものだと思います。誰からも愛され、強く、そして耐えることを知っているバラだからです。植物はいい時も悪い時もありますが、愛情を注げば必ず元気に長く育ちます。冬は休眠期に入るため元気がないように見えるかもしれませんが、この時期にしっかりエネルギーを蓄えることで、力強く芽吹き、春には燃えるような赤い花が咲きます。美しく咲くには、咲かない時期も必要なのです。「浦和レッズ」も同じことが言えるのではないでしょうか。「Reds Rose」と「浦和レッズ」を重ね合わせながら育ててもらえれば嬉しいです。そして、このバラからいろいろなことを感じ、ファン・サポーターの皆さんの心が豊かになっていくことを心から願っています。』

河合氏の想いとともに、これからも浦和レッズはReds Roseに「ホームタウンで輝き続ける!」というメッセージを込めてプロジェクトを推進し、真っ赤に咲き誇るバラとともにホームタウンの人々の笑顔があふれる幸せな街づくりに貢献していきます。

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