14日、「埼玉県民の日」にちなんで、ホームタウンの子どもたちにクラブから特別な体験を提供し、夢や希望を与えたいという思いから選手バス乗車体験ツアーを実施した。

日頃、選手が乗車するチームバスは、過去に車内の見学が行なわれたことはあるものの、浦和レッズの選手やチームスタッフ以外が乗車することはなく、今回のように子どもたちを乗せて運行することは初めての試みとなる。この日、浦和美園駅から埼玉スタジアムまでの区間を、子供たちを乗せた浦和レッズの選手バスが4度往復し、93名の子どもたちがこの企画に参加した。



浦和美園駅ロータリーで受付を済ませた子どもたちは、見送るご家族に別れを告げながら選手バスに乗り込んだ。バスに乗り込む子どもたちは、ドキドキワクワクが入り混じった表情を浮かべており、その様子を見守るご家族の表情にもさまざまな思いがにじんでいた。

浦和美園駅を出発したバスの車内では、この日のために用意された3選手のインタビューと子どもたちに向けたメッセージ動画がモニターで上映された。
選手たちが普段どの座席に座るのかということや、スタジアムへ向かう時にバスの中でしていること、バスからはどんな景色が見えるのかといった内容に、子どもたちは興味深く見入っていた。



その後スタジアムに到着した子どもたちは、チームスタッフの案内によるツアーへ参加した。
試合当日の選手たちと同じ動線でロッカールームにたどり着くと、子どもたちは興奮した様子を見せた。浦和レッズの歴代ユニフォームなどが飾られたロッカールームで写真を撮影したり、試合日にどのようにロッカーが使用されているかということ、また各選手に準備されている用具など、チームスタッフから説明やクイズを通して選手たちの裏側を知る特別な体験を楽しみ、ロッカールームで、試合当日の緊張感や選手たちの準備風景を想像しながら、その場の雰囲気を満喫した。







最後に、選手バスの前で記念写真を撮影し、この日の特別企画は終了した。



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】