OTSUKI TSUYOSHI
狙いどおりの試合で勝利した横浜FC戦
相手を侮らず、期待に応えるため全力を
みなさん、こんにちは。
7月22日(水)に行われた柏レイソル戦は大差で負けてしまいました。
あの試合は、FC東京に負けた後のホームゲームで絶対に勝たなくてはならない、という気持ちが非常に強かったと思います。そのような中、ミスから失点してしまったことで、必要以上にメンタルを崩してしまいました。
その後の3失点は、すべてそれが影響したものだと思っています。逆転しなければいけないという気持ちだけが先走って、きちんとしたポジションを取り続けるとか、切り替えを速くするとか、いつもならやれていることができていませんでした。
FC東京戦の後にも言いましたが、たとえ先に点を取られても、それまでやってきたことを続けて行けば追いつける可能性は小さくありません。しかし先制されたことで崩れ、0-2になったことでさらに焦って無理なことをすれば、追いつく可能性はどんどん低くなっていきます。
試合の後は反省や分析が必要ですが、勝負の最中に反省する必要はないと思っています。
先週の日曜日に行われた横浜FC戦は、ほぼ狙いどおりの試合ができました。
選手同士の声の掛け合いが非常に多かったと思います。特に西川と槙野、鈴木の3人には、試合が終わったらノドがつぶれているほど、しゃべってくれるように言いました。プレーのコーチングだけではなく、非常に良い空気を作ってくれたと思います。
その中で柏木と関根が絡んで先制点を取れました。サイドハーフの選手には外に開いて1対1の勝負を仕掛けるタイプと、インサイドに入って中の選手と関わるタイプの選手がいます。2人の個性がうまく出てチャンスを作ってくれました。
後半の飲水タイムに、追加点を取りに行くことを再度意識させましたが、アディショナルタイムに相手のエリア内に5人の選手がいるというのは大変なことだと思います。交代で入った選手たちがしっかりと役割を果たしてくれましたし、長い距離を走ってきたエヴェルトンもすばらしいと思います。再開後、初めて2点差をつけて勝つことができました。
今日対戦する、清水エスパルスは、前回の柏と同様に、前節勝ったことで勢いづいているだろうと思います。もちろん、現在最下位にいるからと軽く見てはならない相手です。
8月に入っても入場制限が緩和されていませんが、新型コロナウィルス感染者が日に日に増えている状況ではやむを得ませんし、その中でサッカーを再開させている我々は、クラブもチームもファン・サポーターのみなさんも、より予防のために注意を払わなければならないでしょう。
雰囲気の違和感にはなかなか慣れませんが、埼玉スタジアムは毎回、装いを新たにして我々を迎えてくれていて、やりにくさを最小限に抑えてくれています。
そして選手の気持ちを上げてくれるみなさんの大きな拍手に応えるために、勝利を願ってくれているファン・サポーターのみなさんの期待に応えるために、今日も全力で戦います。
筑波大学からソニー仙台FC(JFL)入りし、選手としてプレーした後、指導者の道へ。宮城県富谷高等学校サッカー部監督、筑波大学コーチ、水戸ホーリーホックコーチ、大宮アルディージャコーチを経て、2004年から浦和レッズ強化本部スタッフに。06年から10年まではコーチとしてリーグ優勝やACL制覇に寄与した。11年はベガルタ仙台のヘッドコーチを務め、12年から浦和レッズ強化部スタッフに復帰。13年から浦和レッズ育成ダイレクター兼ユース監督を務め、18年4月2日、トップチームの暫定監督に就任した。監督在任中はリーグ戦3勝1分け、ルヴァン杯1勝1分けの無敗で、オリヴェイラ監督にチームを引き継いだ。その後19年3月までヘッドコーチを務め、同年5月28日、1年1ヵ月ぶりに浦和レッズの監督に任じられた。今季も引き続き指揮を執る。
メリハリのある守備ができた
高レベルの競争をチームの強みに
○横浜FC戦で再開後初めてメンバーに入り、先発。完封に貢献した。
「自分も含めて久しぶりに出場した選手がいる試合で結果を出して、今季の過密日程の中、全員が戦力だというところを表現できて良かったと思っています。
高い位置でボールを奪ってショートカウンターというのが第一の狙いでしたが、前線でのプレスが外されて相手に来られたときの対応も練習していて、そのときは真ん中を固めてブロックを作るという、メリハリのある守備ができたと思います」
○相手のシュートはレッズと同じ12本だったが、守備陣がしっかりとコースに身体を入れていた。
「危険なシーンを完全にゼロにするのは難しいですが、限りなくゼロに近付けていくようにしなくてはいけません。シュートを打たれるシーンでもギリギリのところまで身体を寄せることで、シュートブロックはできなくても相手がそれによって外すこともあります。そういうことはできていたと思います」
○4バックのシステムで槙野とセンターバックを組むのは初めて。鈴木が前に出る守備も多く見られた。
「全体の状況を見ながら、槙野選手と僕が互いにコントロールしていこうと話し合っていました。僕の良さは前に出ることだと思っています。相手の2トップが縦関係になっていたので、そこについて行けるときは前に出るし、外されたときは戻ってブロックを作るという切り替えができていました。槙野選手が後ろでうまくコントロールしてくれました。
クリーンシートで追加点まで取ることができ、最後は2人で身体を張って守れたところも良かったと思います。また槙野選手も僕の良さを理解してくれていて後ろからコントロールしてくれましたし、僕も槙野選手のプレースタイルを考えて、うまく連携できるように意識していました。
これは2人だけではなくて、いろいろな選手とセンターバックを組んで練習していますが、互いをリスペクトしながらできていると思います。
声出しに関しては、もともとしゃべる選手なので、どれだけ自分の調子が悪くても、チームの状況が悪くても声を出すことはできますから、それは基本的な仕事としてやっていました。連敗していたのでチームにポジティブな風を吹かせようということを意識していました」
○今季、センターバックで先発した選手は全部で5人。全員が実績十分な選手であり、競争の激しいポジションだと言えそうだ。
「本当にレベルの高い競争の中でできていると思います。それは自分にとっても良いことですが、だからこそ互いをリスペクトして、誰と組んでもできるようになっていかなければならないと思っています。
僕は再開後初出場でしたが、コンディションはずっと保っていたつもりでした。メンバー外のときもやることは変えずに同じ調子でやっていました。過密日程は決まっていることですから、みんなが戦力になれるチームが上に行くと思います。それだけいろんなタイプの、レベルの高い選手が多いのを自分たちの強みとしてやっていきたいと思います」
○こういう環境の中でストレスになる部分もあるのか。
「サポーターの大声援がないので、苦しいときに外からの声で流れを変えることができないというのがあります。今のアウェイは完全アウェイですが、いつもならレッズのサポーターはアウェイでも大勢来てくれるので、自分たちのチャンスのときは畳みかけるような応援をしてくれたり、逆に流れが悪いときに激励してくれたりします。以前なら、そういう外からの力で流れを持ってくることができたと思いますが、今は自分たちだけの力でそれをやらなければいけないので難しいなと感じています」
○鈴木にとって中断期間は、どういう時期だったか。
「家族との時間が多く作れたのが僕にとって一番大きなことでした。自粛明けの6月の初めに娘(第3子)が生まれたのですが、自粛期間中が息子2人との最後の時間になりました。今はなかなか子どもと遊ぶ時間が取れないので、良かったです」
必要だと感じていた後ろからの声
自分のミッションを完遂できた
○今季中断前には左サイドバックで短時間途中出場したが、センターバックで先発したのは横浜FC戦が初めて。
「これまでのプロ生活の中でも初めての状況でしたので、自分にとっても考え直す良い時間だったと思いますし、悔しい時間でもありました。出られない期間、チームを外から見ることで、自分がやるべきことを整理しました。僕だけではなくて鈴木選手、柏木選手ら、なかなか試合に出られない選手たちと、何をしなければいけないのかを考えながらプレーしました」
○観客の少ない、ピッチ内の声が通りやすい状況の中でも、特に槙野ら後ろの選手が掛ける声が目立っていた。
「これまでの試合を外から見ていて、少しチームの中で元気がない、声が少ない、コミュニケーションを取っている姿があまり見受けられない、というイメージがありました。そこで西川選手と鈴木大輔選手と中心になって、90分間声をかける、我慢するところは我慢する、盛り上げるところは盛り上げる、ということを徹底して試合前に話しました。それを貫くことができたので、難しい時間帯、厳しい時間帯もありましたが、そこで踏ん張ることが勝利につながったかなと思います」
○競争の激しいセンターバックのポジションで試合への絡みもその都度変わりそうだが、常に良い準備をしていくのも大事な仕事となる。
「こういう状況をしっかりと理解した上でチームが苦しいときや連戦のとき、自分がやるべきことをしっかり整理していましたし、大槻監督ともコミュニケーションは取れていました。いつ自分が出るか、いつ自分が呼ばれるかということは常に準備していましたし、横浜FC戦ではしっかりとプレーできして失点ゼロに抑えることもできました。しっかりと自分のミッションをコンプリートすることができたと思います。 引き続きチーム全員で乗り切らなければいけませんし、また自分の出番が来るときに100パーセントのコンディションで臨まなければいけないと思っています」
初めての右サイドハーフ
外だけでなく中を意識した
○3試合、メンバーを外れ横浜FC戦では初の右サイドハーフで先発した。後半7分、中盤でボールを収めると関根にパスを送り、先制点の起点となった。両サイドハーフの選手が中に入ってきて演出したシーンだった。
「人生で初めての右サイドハーフでしたけれど、チームに何か変化を付けたいとずっと考えていたので、外に行くだけではなく基本的にインサイドでやろうと思っていました。外から中に入っていくことによって、相手の守備もバラけてくるのではないかと思っていましたが、それが当たったと思います。そしてあのときは関根も左から中に入ってきてくれたからこそ、あのゴールが生まれたと思っています」
○今季はボランチで3試合先発していたが、右サイドハーフという新しいポジションに手ごたえを感じた試合になったか。
「相手にとって嫌なポジションは取れたと思います。ほかにも低い位置でボールを受けて時間を作ったりボールを落ち着かせたりということはできましたが、欲を言えばもっと高い位置でプレーして1本のパスを出せるチャンスを作るというのが理想です。初めてやったポジションの中で点数を付ければ70点ぐらいだと思いますが、今後もやっていく中で90点ぐらいまで伸ばせるかな、という感触はあります」
○3試合、メンバー外だったのは柏木にとって難しい時期だったのではないか。
「逆に自分がこうやりたい、チームの中で何ができるか、という考える時間でもありました。
去年、ケガもあってメンタル的にもうまくいっていない時間がありましたから、今年は全部チームのために一生懸命やらければならないことをやろうと思ってシーズンに入りました。それで逆に、良い方向に行かなかったというのもあったので、試合から外れたことによって、しっかりと考えることができました。僕は今までも自分のことをスーパーな選手だと思ったことはありませんし、今回も自分はどういう位置でどういうプレーをするのが良いのか、自分の良さは何なのかというのをあらためて考えました。
正直言って横浜FC戦は、3試合メンバーから外れたあとでの試合でしたから、自分が今季どうなるか、サッカー人生の懸かった、勝負の試合でもあったと思います。でも、そういう中で、楽しんでやろうとか自分の良さをどう出すかということを考えてプレーできたのが良かったと思います。
メンバー外になっていた時期、同じ30歳代のマキ(槙野)とか(鈴木)大輔たちとポジティブに練習できていましたし、彼らと一緒に試合に出たことでよけいにがんばろうという気持ちになりました。自分たちはまだまだできるぞ、というところを見せてやろうぜ、ということで試合に入れたのが良かったと思います。
これから、うまくいかないこともあると思います。あのポジションはまだ慣れていませんし、今後相手に研究されることもあるでしょう。難しさはありますが、自分ができることをしっかりとやっていくしかないし、サッカーを真剣に楽しむことが自分の良さを出す一番のことだと思っています。メンバー外になっても練習で100パーセントで取り組めたのが前回の試合で出せたのかなと思います」
チームの総力が大事な連戦
自分も試合に出て活躍したい
○柏戦の後半14分、途中出場。レッズ復帰後、これが初出場で2016年4月29日(名古屋戦)以来のJ1リーグ出場となった。
「久しぶりの公式戦で、意外と緊張せずにプレーはできましたが、柏戦では結果が出ずに負けてしまったのが非常に残念です。割とボールに触れましたし、チャンスも作れていたので、そこは次につながると思いました。
連戦でチームの総力が大事だと思うので、僕自身もっと試合に出て、いっぱい活躍したいと思います」
○今季はFWで勝負したいと要望している。FW陣には実績ある選手が多い中でどう自分を出して行くか。
「FWの選手は一人ひとりプレースタイルや個性が違うので、今は自分の良いところというのをどんどん他の選手に知ってもらおうとしています。FWの選手とはコミュニケーションを取れていると思うので、あとは結果につなげるだけだと思っています」
自分が収めればチャンス広がる
勝利をまず意識し、自身の得点も
○横浜FC戦の後半16分に途中出場。アディショナルタイムに敵陣でボールを奪い、オーバーラップしてきた柴戸に預けて、エヴェルトンの追加点の起点となった。
「1点リードしていて、みんなで身体を張って守れていた一方、なかなか前から相手にプレッシャーがかかりにくかった時間帯でした。そんな中、少し前から行くことをみんなで狙っていたときにボールが取れました。あのエリアでボールを奪いきるということを、僕たち前線の選手ができれば後ろはかなり楽になると思います。それは続けていきたいですし、加えてあれが点につながったというのは良かったと思います」
○26分には関根へのパスでチャンスを作り、32分には山中のロングパスを受けてシュートしたがバーに嫌われるシーンがあった。自身の得点はなかったが惜しい場面を多く作っていた。
「ヤマ(山中)のパスは僕を狙ったものではないと思いますが、抜けてくるなというのがわかったので、ゴールを狙いました。決めたかったです。
2連敗してしまっていたので、横浜FC戦はいつも以上に気持ちが入っていました。ふだん出ていない選手が試合に出て、やるぞ、という気合いが感じられましたし、自分も再開してから点が取れていないというのをFWとして、他の選手以上に意識していました。その中でも自分のやるべきことを整理して毎試合良い準備をして試合に向かっていくことはできています。もちろん自分が点を取ってチームを助けたいというのはありますが、それ以外のところでもやらなければいけないことはたくさんあります。自分が点を取るということも大事ですけれど、チームが勝つということを一番に考えていきたいです」
○今季、2トップになったことで、杉本が昨年よりやりやすくなった部分は多いようだ。
「常に近くに味方がいるという距離感が良くなったと思いますし、攻撃のバリエーションはもっと出せると思います。良い感触はありますので、もっとこれを積み上げていきたいです。
カウンターの部分でも前に人数を掛けられるし、サイドアタッカーも調子が良いので、自分のところでボールを収めることができれば、チャンスが広がるというのは強く意識しています。守備から攻撃への切り替えで、つなぎの役目が重要だと思っています」
○サイドアタッカーから良いボールが入るようになったのもFWとしてはありがたいところか。
「良いクロスがどんどん入るようになっているので、2トップだけでなく逆サイドの選手もどれだけ相手の脅威になれるか、というのが一つのポイントかなと思っています。自分が点を取るだけでなく、自分がつぶれたりおとりになったりして、サイドの選手に決めてもらうというのも仕事の一つだと思っています。サイドの選手が点を取りだしたらもっと怖いチームになると思います。それもどんどん要求していきたいです」
○今季、開幕のルヴァンカップ仙台戦で2ゴール。あの試合はシーズンに入って行く弾みになった?
「良いスタートが切れたと思います。ただ、もう終わったことなので、それがどうということはないですけれど、もう一度あのような自分のゴールを取り戻さないといけないですし、チームが苦しいときに点を取れるようにがんばります。
コロナ対策でのストレス? それは全然ないです。あまりストレスを感じない方なので(笑)」
清尾 淳 ● せいお じゅん
『心を一つにして2つの闘いに勝とう』
リーグは4勝1分け2敗と勝ち越してはいるが、得失点差は-1。目標の一つ「+二ケタの得失点差」を早めに達成するには2点差以上での勝利が必要になってくる。だから前節の横浜FC戦で、武藤、伊藤、杉本、柴戸ら交代で出場した選手たちが絡んでアディショナルタイムに追加点を挙げたのは非常に大事だ。
そして横浜FC戦で試合をコントロールしたのは、再開後初先発した鈴木と槙野だったと言っていい。
今季、シーズン開幕からの公式戦8試合で一度でも先発した選手は20人。途中出場を含めると24人になった。これは過去8年の中で最も多い数字だ。
大槻監督は昨季34試合(退席処分後の1試合も含め)を戦っているから、早い時期に多くの選手を実戦で試したい新監督とは違う。ほとんどの選手の特長をわかった上での起用だ。意図するところのすべてを知るのは難しいが、現在の連戦と今後も続く過密日程、さらに選手個々の状況、三方をにらんだ策だろう。
試合の勝敗を決める大きな要素の一つは交代で出た選手の活躍、というのはよく言われることだが、それと同様にリーグの成績を決める大きな要素の一つは、先発選手を変更するとき代わって出る選手の活躍だと言える。横浜FC戦は、この両方を証明する試合になった。
鈴木大輔の話を久しぶりに聞いた(「will to win」に掲載)。
印象深かったことの一つはセンターバックという2人枠のポジションを実績のある5人が争う現状について「それがチームの強みになる」とポジティブにとらえていることだ。
もう一つはコロナ対策で感じるストレスについて「サポーターの大声援がないので、苦しいときに外からの声で流れを変えることができない」と答えたこと。あらためてファン・サポーターの、特にレッズのそれの底力を感じた。そして鈴木は「今は自分たちだけの力でそれをやらなければいけないから難しいと感じている」と続けた。その一つが、西川や槙野も含め横浜FC戦で非常に大きく聞こえた後ろからの声だろう。
いまレッズは並行した2つの闘いに挑んでいる。1つは、言うまでもなく今日ならこの清水戦であり、まだ長く続いていく公式戦だ。
そしてもう1つは、浦和レッズが、最も大きな強みとしている多くのファン・サポーターの、本来の力を取り戻すこと。そのために試合では、ファン・サポーターがいま必要とされる我慢をしっかりした上で、できる方法=拍手で選手を後押しする、それが現在必要な新しい闘いだ。
選手も慣れない環境の中で闘っている。
その点でも心を一つにして今を乗り切りたい。
★編集後記。柏戦は悔しい結果だったが、「あれ、もしかしてノーゴールか?」と誤解した瞬間があった。いつもなら多少なりともスタンドの一部から歓声が上がるのに、まったく静かなままだったからだ。それはニッパツ三ツ沢球技場でもほぼ同様だった。歓声の聞こえないゴールシーンを6回連続して見たことになる。思えばレッズの歓声を聞いたゴールシーンは12日の鹿島戦の1回だけだ。こんな経験も今だけだろう。今日は、サイレントゴールは皆無で、そして大きな拍手を呼ぶゴールを見たい。(清尾)